どうも、Keiです。
今回はJavaScriptの仕組みを言語化する② -制御構造編ということでやっていきます。
- 制御構造とは?
- ①条件分岐(if...else)
- ②複数の選択肢(else if / switch)
- ③繰り返し処理(for...while ループ)
- ④条件付きループ(do...while)
- まとめ
制御構造とは?
プログラムがどのように動くかを制御するための命令。
これにより、条件に応じて異なるアクションを取ることが出来たり、繰り返し処理を行うことが出来るようになる。
また、JavaScriptの基本概念を理解した上で成り立つ知識のため、分からなくなった場合はこちらの記事を熟読すること。
①条件分岐(if...else)
特定の条件が真(true)か偽(false)かに基づいて、異なるコードブロックを行う。
この時、条件が真の場合は「if」の中のコードが実行され、偽の場合は「else」の中のコードが実行される。
例えば、テストで70点以上は合格、40点以下は不合格と振り分けられる。
これらは、ユーザーのアクセス権限に基づくコンテンツ表示、フォーム入力の検証(入力漏れがあったら警告出すアレ)、動的なレイアウト変更、特定の条件下でのアクション、マルチランゲージ(言語変更)などの機能を実装する際に用いられる。
②複数の選択肢(else if / switch)
複数の条件を一連の選択肢として評価する為に使用する。
これは複数の条件のうち最初に真となるものを見つけ、そのブロックコードを実行する。
例えば、テストで90点以上は「非常に優秀ですね!」、70点以上89点以下は「良好ですね!」、69点以下には「もっと頑張りましょう…」という結果を反映させる。
これらは、ユーザーのアクセス権限に基づく表示、フォームの入力値に基づくフィードバック、地域に基づくコンテンツの調整、製品やサービスオプションの選択などの機能を実装する際に用いられる。
なお、switch文のほうが視覚的に整理されているため、どの条件が何をするかが分かりやすく効率が良い。
③繰り返し処理(for...while ループ)
forループは、指定された回数だけコードブロックを実行する。
リストのアイテムを処理したり、特定の回数の操作を自動化する際に使用される。
whileループは、条件が真の間、コードブロックを繰り返し実行する。
なお、ループの開始前には条件がチェックされる。
これらは、商品リストの表示、ユーザーコメントの表示、フォームの動的生成、ギャラリーやスライドショーなどの機能を実装する際に用いられる。
④条件付きループ(do...while)
少なくとも1回はコードブロックを実行し、その後の条件をチェックして繰り返すかどうかを決定する。これにより、条件がはじめから偽であってもコードブロックが1回は”必ず”実行される。
これらは、ユーザー入力の検証(パスワード強度のアレ)、データのロード、インタラクティブコンテンツ、ページ上での動的更新などの機能を実装する際に用いられる。
まとめ
コード書いてみないと分からん!!!!!!!!!!
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